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EXHIBITION PROGRAM

​さいたまとあそぶ!
-さいたまの人*土地*表現-

SACP2022.JPG

『○○の目線で描く』平川恒太
作家のアトリエ付近を散歩し、見つけた視点をもとに絵を描くワークショップ
(2022.10/29実施

「一緒にあそぼう!」展覧会によせて

「さいたまアーツセンタープロジェクト2023(SACP2023✳︎)」では、
【さいたまとあそぶ!-さいたまの人*土地*表現-】をテーマに、さいたま市内に設定した8箇所の様々なロケーションの「アーツセンター(AC)」を設定し、作家の展覧会を開催します。
(2023年10/7-12/10開催)


 地域を舞台に展開するアートプロジェクトの現場では、日々、様々な領域の活動と出会い接点を持ちます。教育、福祉、政治、経済、ボランティア活動etc...その都度、アートの持つ領域について再考する機会を与えられ、試行錯誤が始まります。「アートの独自の領域ってなんだろう?」「そもそも領域はあるのだろうか?」

 1938年、オランダの歴史家ヨハン・ホイジンガは、著書「ホモ・ルーデンス (遊ぶ人)」で「人間活動の本質は遊びである。」とし、「遊びは文化より古い」、「文化は遊び【として】始まるのでもなく、遊び【から】始まるのでもない。遊びの【なかに】始まるのだ」と説き、遊ぶことそのものに人間の本質を見出しました。さらに、「遊びの面白さというのは何だろう?」、「遊びはわれわれが知らない秩序をつくっているのではないか」、また「遊びはまだわれわれが気がつかない秩序そのものなのではないか」という問いは現代のアートプロジェクトの現場にも響きます。

 この展覧会は、「あそび」をキーワードに、地域で営まれている様々な領域の活動と手を繋ぎたい。知らないうちに実装していた既成のアートの領域では手を繋げなかった領域とも、「一緒にあそぼう!」と声かけをしたい。そして、これまで培ってきたお互いの活動の経験を生かし、わくわくする活動を共に行いたいと考え実現したものです。
 
 8箇所の「アーツセンター」では、作家たちがさいたまとの関わりの中で(あそびの中で)生まれた
表現が散りばめられています。それらの表現と出会い、どのような「あそび」が始まるでしょうか。

 展覧会を通して、わたしたちが地域を舞台にプロジェクトを行い培ってきた、「さいたまの人たち、土地との継続的、重層的な関わり」、「一朝一夕では生まれない豊かな人、土地、表現の関係性」を体験してくださると幸いです。そして、様々な領域が混ざり合う、さいたまとあなたとの豊かな「あそび」が生まれれたら嬉しいです。

ぜひ、「さいたま」と一緒に遊びましょう!

​SACP2023*「アーツセンター」一覧

▶︎ARTS CENTER 1:SACP BASE(大宮図書館/氷川の杜ひろば)
展示作家:石上城行・浅見俊哉
→詳細はコチラ

▶︎ARTS CENTER 2:大宮商店数店
展示作家:DamaDamTal
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▶︎ARTS CENTER 3:RaiBoC Hall
展示作家:山本彌
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▶︎ARTS CENTER 4:中央区役所
展示作家:寿の色
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▶︎ARTS CENTER 5:二木屋
展示作家:平川恒太
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▶︎ARTS CENTER 6:マーブルテラス
展示作家:テンギョー・クラ
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▶︎ARTS CENTER 7:師岡制作所
展示作家:鈴木のぞみ
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▶︎ARTS CENTER 8:space845

展示作家:遠藤一郎+未来美展6
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